健 康 セ ミ ナ ー
ここでは日常生活の中でのさまざまな悪い習慣、悪い環境を取り除きながら自然に生活ができるようにご指導いたします。
多くの痛みの原因は、日常生活の中での悪いクセや悪い習慣によって知らず知らずのうちに出来たものがほとんどです。
みなさんも経験があると思いますが、別に重い物を持ったり、極端にヒネッタりしてもいないのに痛みが出たという、
経験があると思います。それは知らず知らずの積み重ねによって、成るべくして成ったのです。みなさんは腰痛や肩こりを
病気ではないとお思いでしょうが、痛みはこれから起こるであろう病気やさまざまなケガや事故の前触れなのです。
腰痛にしても肩こりにしても頭痛にしても、ほとんどその場しのぎの痛み止め。痛みになれて周りの人も皆同じと思い、
我慢してしまいます。我慢も限界に達した時初めて、病院、治療院に行かれます。何日間は苦痛でイライラした日が、
つずきます。もうこんな苦痛はあじわいたくない、健康に注意してがんばろうとその時は思います。でも喉元過ぎれば
なんとやら。
そこで腰痛や肩こりから自分で守る簡単な方法を何回かに分けて、だれにでも実行できる事をお教えいたします。
まず、最も簡単な方法は、片側だけの姿勢を取らない事です。簡単でしょ。
たとえば、主婦の方は一日中炊事、洗濯、お掃除と一日では終わらないほど、たくさんの仕事があります。
台所仕事中、必ず左右のどちらか片側の腰をキッチンの角に押し付け体重をかけている事が多いいと思います。
(子どもを片側の腰に乗せる。椅子に座り足を片側だけ組む。食事の時にいつも同じ席に座る。物を拾う時に右足前で、
右手で拾う。正座をして疲れると片側に横座り。等など)
こうした日常生活のほんの少しの積み重ねが、腰痛、肩こり、頭痛の原因なのです。その場しのぎの事だけでは繰り返しで
徐々に年齢と共に悪くなっていくと思います。ですから、原因である日常生活のほんの少しの悪い習慣を正せば、人間が
本来持っている自然治癒力を100%発揮できる環境を整えてあげれば、かなりの方が痛みから開放されます。
注意点
*腰痛の方は絶対に、前屈運動や腹筋運動はとりあえずしないでください。腰痛の方の腰椎は通常、後湾しています。
本来、人間の姿を横から見ると首の部分は前湾し、背中の部分は後湾し、腰の部分は前湾し、お尻の部分は後湾している
のが正常な生理的湾曲なのです。詳しく言えば、首の部分の頚椎1番から7番までを円で書けば、半径17cmが、
理想的な前湾になります。その生理的湾曲からかなり逸脱しているために、脊椎の部分の筋肉は伸びた状態になり、
もうこれ以上伸びません状態で、固く緊張し血液の循環がとても悪くなっています。腰椎の部分も同じでもうこれ以上、
伸びません。ですから、伸びた筋肉は縮めてあげて、縮んだ筋肉は伸ばしてあげてください。
伸びた筋肉はちじめて、縮まった筋肉は伸ばすだけです。タウンページや厚い本を置いてテレビを見ながら、5分間
がんばってアキレス腱を伸ばしてください。ストレッチ運動をやる事でケガや事故からかなり回避出来ます。
1日2〜3回で、1回5分やるだけで一週間もすれば嘘のように楽になります

